
実践コンサルティング
農業は、地域の根幹です。しかし、担い手の高齢化・後継者不足・農地の荒廃という課題は、多くの自治体が抱えています。舞台ファームは、自ら農業法人を経営し、植物工場や海外輸出・農業型太陽光発電まで手掛けてきた実践者として、地域農業の再生に向き合ってきました。
私たちが強みとするのは、農家・農業法人・実需者とのネットワークです。米・野菜生産・植物工場・加工技術・実践コンサル・他社連携——これらを組み合わせ、地域課題に合わせたオーダーメイドの「アグリソリューション」を自治体と一緒に設計します。現場に入り、農家と一緒に動き、地域が自立するまで伴走し続ける——それを私たちは、実践型農業コンサルティングと呼んでいます。
現在、7つの自治体と連携し、なかには10年以上ともに歩んでいる自治体もあります。地域の農業が強くなれば、地域が変わる。地域が変わることで、私たち自身も成長できる。だからこそ、ともに歩む自治体・農家と、地域課題の解決に長期にわたって向き合い続けます。
AGRICULTURAL CONSULTING
地域の課題を現場で一緒に解決する。
担い手育成・実需者連携・インフラ整備まで——
農業が、地域経済を動かすまで。
課題
集落営農組織の高齢化・後継者不足。農地の担い手が見つからず、町の農産品も不足。米に依存する農業形態の転換が急務だった
取組み
法人化支援・契約栽培・植物工場・海外輸出・営農型太陽光など、段階的に事業を拡大
成果
5集落が法人化。この舞台モデルをもとに、のちに宮城県内13法人が法人化。農地集積200ha超・農エネ事業まで発展
集落営農組織の法人化支援開始
3年間で5集落の法人化を支援
米の契約栽培開始
園芸作物の契約栽培を開始
カット野菜向け原料(人参等)
香港向け輸出米の取り組みを開始
4年間継続・230t/年
美里グリーンベース竣工
最先端の植物工場(レタス生産)・集出荷複合拠点
美里町アグリ・カーボンニュートラル協議会設立
営農型太陽光発電の検討開始
中埣地域4法人が合併(東北最大級)、200ha超の農地集積
舞台ファーム連携の農事組合法人
日本最大級の営農型太陽光発電設備竣工・設備下の水田で本格営農開始
約3.9ha・にじのきらめき作付け/農事組合法人中埣ファーム・舞台ファーム
課題
ブランド力はあったが農家が個別販売のため、地域としての産地ブランディング・交渉力が弱く、安定した販路確保が難しかった
取組み
人材育成から始まり、J-GAP認証取得支援・グリーンカラー組合設立・グリーンステーション境の竣工まで一体で取り組む
成果
グリーンカラー組合を発足し、農家30名が参加。グリーンステーション境での年間流通総額3億円。長期での取組み継続中
グリーンカラー人材育成支援開始
農業経営勉強会・ドローン操縦研修・スマート農業セミナーなど各種講演・研修を実施
米の契約栽培開始・パックライスとして販売
境町のふるさと納税返礼品に登録
高温耐性多収量品種「にじのきらめき」の作付け開始
生産性向上の一環として高温耐性品種を導入
境町グリーンカラー組合設立
野菜・米農家30名が参加
グリーンステーション境竣工
境町農業者所得向上拠点施設として整備。年間流通総額3億円
境町グリーンカラー組合 J-GAP団体認証取得
課題
東日本大震災・原発事故による全町避難。帰還後の営農再開に向けた計画策定と担い手確保が急務だった
取組み
営農再開ビジョン策定→13集落の人・農地プラン作成→「福島舞台ファーム株式会社」設立→ラック式カントリーエレベーター管理受託
成果
300ha処理能力のインフラ管理を受託。2021年、浪江町復興功労者表彰を受賞
営農再開に向けた農家意向調査・ビジョン策定業務を受託
2年間で13集落の人・農地プランを策定
浪江町と包括連携協定を締結
地元農業者と協力して営農再開。福島舞台ファーム株式会社を設立
浪江町に設立登記。現時点80haまで拡大(提携農場含む)
大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業に参画
東京農業大×浪江町の連携事業。田植え・稲刈りイベント、酒米栽培・復興米の販売を通じた農業復興の発信
最新鋭ラック式カントリーエレベーターの管理運営を受託
300haの処理能力で復興を加速
浪江町復興功労者表彰を受賞
福島沿岸地域の農業復興・担い手育成への10年以上の関与が認められた
にじのきらめき種籾の生産・供給を開始
カントリーエレベーターにて乾燥調製。翌年の作付け用種籾として農家へ供給
課題
東日本大震災・原発事故による避難区域(小高区)での農地荒廃と担い手不足。帰還後の営農再開と地域農業の立て直しが急務だった
取組み
地元法人・株式会社紅梅夢ファームと連携し避難区域での営農再開→市との包括連携協定締結→複合型園芸施設の整備計画・着工
成果
小高区での農業復興をけん引。2028年竣工予定の複合型園芸施設の整備・運営まで一貫して関与
株式会社紅梅夢ファームと連携し、小高区で営農再開
震災による避難区域での農業復興に着手
南相馬市と農業に関する包括連携協定を締結
株式会社マイファームによるみらい農業学校が開校。毎年、舞台ファームが授業を担当
農業の担い手育成カリキュラムに継続参画。実践的な農業経営・技術指導を提供
複合型園芸施設 着工
2028年竣工予定。冷凍加工施設(豚まん・餃子など)や、地元農家向け苗センターを計画。産地形成から加工・流通まで一体整備
課題
米のブランド力・品質・所得向上が課題。ふるさと納税返礼品としての競争力強化と、米の保管・精米・流通を一括で担う拠点整備が求められていた
取組み
農業経営者育成支援から食味コンクール栽培指導・ブランド化、にじのきらめき導入・効率化栽培、米流通拠点(精米機付き低温倉庫)の整備まで一貫して関与
成果
栽培指導農家が食味コンクール国際大会で金賞受賞(指導開始から2年)。米流通拠点(保管量900t・精米能力2400t/年)を2027年稼働予定
農業経営者育成支援業務を開始
第27回米・食味分析鑑定コンクール国際大会での金賞獲得を目標に栽培指導を実施
指導農家が食味コンクール国際大会で金賞受賞
応募約5,000検体から18検体が金賞。指導開始から2年での受賞は異例の快挙
収益向上プログラムを開始
にじのきらめき栽培講習・効率化栽培(除草体系・実証圃場)・省人化・AI農場長活用を推進
米流通拠点(精米機付き低温倉庫)稼働予定
延べ床面積2,000㎡・保管量900t・精米能力2,400t/年。ふるさと納税返礼品の精米・梱包・配送を一括対応
地域の声を起点に、オーダーメイドの施策を描く。現場での実践まで一貫して担う。型にはめない支援が、地域を変える。
地域の課題と強みを、一緒に整理する
自治体からのご相談・委託を起点に、担当者との面談と現地訪問を重ねます。農家・行政それぞれの声を直接聞きながら、農地・担い手・作物・販路の現状を整理し、「何が課題で、何から手をつけるべきか」を一緒に明らかにしていきます。
CONTACT
課題は感じているが、具体策がない
そのような段階からでも構いません。
まずは、お気軽にご相談ください。
実現可能な農業ビジョンと事業計画を描く
ヒアリングをもとに、短期と長期の2軸でビジョンを提示します。短期は担い手確保・収量改善・販路確保など今すぐ動けるアクション、長期は産地形成・法人経営・農業インフラ整備など5〜10年で地域農業が産業として自立していく方向性。これまでの支援実績をベースにした実践的なプランです。
農家・行政と一緒に、現場で動く
計画書を渡して終わりにしません。圃場での栽培指導・品種選定、勉強会・視察研修の企画運営、農業法人への個別経営指導(決算書ベース)まで、自治体・農家と一緒に現場で動き続けます。境町では年間13コマの支援プログラムを設計・実施。丸森町では初年度から視察研修と個別指導を組み合わせ、地域農業の将来像の可視化に取り組んでいます。ご希望に応じて、販路の開拓・接続まで一緒に担うことも可能です。
農業を起点に、地域が変わる
農業の立て直しで終わりません。営農型太陽光発電などのインフラ整備を含め、農業を軸に地域の産業基盤を広げることで、地域そのものを変えていきます。美里町はかつて消滅可能性都市に指定されていましたが、10年にわたる農業産業の活性化や雇用創出、地域政策が相まってその指定を脱却しました。地域が自立できるまで、経営の現場に立ち続けます。
農業法人化・組合設立支援
集落営農組織の法人化から農業組合の立ち上げまで、組織づくりの全工程を支援します。
- 集落営農組織の法人化・経営安定化支援宮城県美里町|3年間で5集落の法人化。法人化モデルとして確立し、宮城県内13法人への展開実績
- 農事組合法人ニューフィールド設立宮城県美里町
- 中埣地域4法人合併・農事組合法人設立宮城県美里町|200ha超
- 美里町アグリ・カーボンニュートラル協議会設立宮城県美里町
- 境町グリーンカラー組合設立茨城県境町|野菜・米農家30名
- 農業法人設立・収益性向上モデル支援石川県七尾市
- 福島舞台ファーム株式会社設立福島県浪江町|地元浪江町に設立登記。営農や施設管理業務を受託
農業経営者育成支援
経営スキルの向上・担い手育成・農業者の底上げを図る支援です。
- グリーンカラー人材育成支援茨城県境町|H29〜累計11年
- 農業サポーター企画立案支援茨城県境町
- みらい農業学校開校支援福島県南相馬市|雇用就農促進
- 農業経営者育成支援茨城県つくばみらい市
- 食味コンクール国際大会へ向けた栽培指導茨城県つくばみらい市
- 境町グリーンカラー組合 JGAP団体認証取得茨城県境町
- ドローンスクール等スマート農業推進支援茨城県境町
- 高温耐性多収量品種にじのきらめき作付け展開茨城県境町・つくばみらい市
- にじのきらめきの種籾種子の生産・供給を開始茨城県境町・つくばみらい市
- 農業経営塾・法人化セミナー等、各種講演・研修全国
- 地域農業の将来像可視化・担い手支援宮城県丸森町
スマート農業推進
ドローン・AI・IoTなど、デジタル技術を活用した農業の生産性向上を支援します。
- ドローンスクール等支援茨城県境町
- 境町スマートアグリ経営推進事業茨城県境町
- 音声AIによる米集荷受付システム開発・実装茨城県境町|TOHOKU DX大賞2025 ソリューション部門最優秀賞受賞
農産物の販路開拓・産地形成
契約栽培・買取・流通拠点整備・輸出まで、作ったものが売れる仕組みをつくります。
- 米の契約栽培開始宮城県美里町|主食用40t/年
- 野菜の契約栽培開始宮城県美里町|カット野菜向け人参等
- 香港向け輸出米の取り組み宮城県美里町|230t/年・4年間継続
- コシヒカリ・野菜の契約栽培開始茨城県境町|生産者5名から開始
- パックライス販売・ふるさと納税返礼品化茨城県境町
- 高温耐性品種にじのきらめき作付け展開茨城県境町・福島県浪江町
- グリーンステーション境竣工・流通拠点化茨城県境町|玄米358t・野菜1,286t買取
- 酒米栽培・復興米の販売福島県浪江町
農業インフラ整備・管理受託
施設農業の導入から、集出荷施設・流通拠点の整備・管理運営まで一貫して担います。
- 美里グリーンベース竣工・運営宮城県美里町|産地パワーアップ事業活用
- レタス祭り開催宮城県美里町|町内外から200名来場(R6.10)
- ラック式カントリーエレベーター管理運営受託福島県浪江町|300ha処理能力
- グリーンステーション境 管理運営茨城県境町
- 複合型園芸施設整備推進福島県南相馬市|2028年竣工予定。冷凍加工施設・苗センターを計画
- 米流通拠点(精米機付き低温倉庫)整備推進茨城県つくばみらい市|整備進行中
- 浪江町復興功労者表彰受賞福島県浪江町|R3.11