お知らせ

宮城県美里町と立地協定を締結

2020年06月19日

株式会社舞台ファーム(本社:仙台市若林区、代表取締役:針生 信夫)は、本日宮城県美里町と立地協定を締結いたしました。今後、美里町内に、日本最大級の太陽光利用型自動水耕栽培プラントの新設を予定しております。本件に関し、下記の通りご報告いたします。

【本件建設に至る背景・目的】

近年、温暖化の進行や気象災害リスクの増大、また、生産者の高齢化や担い手不足が深刻化する中、消費者ニーズに即した農作物を安定的に供給できる仕組みを構築し、農業が抱える諸課題の解決を図るため、株式会社舞台ファームは、宮城県美里町に最新鋭の太陽光利用型自動水耕栽培プラントを新たに建設いたします。

本プラントは、75,550㎡の敷地に、51,364㎡のオランダ式グリーンハウスを建設し、播種から栽培までを自動化した最新鋭の水耕栽培設備のほか、生育環境を一定に保つ環境制御装置やL E D設備等を設置し、年間を通じた安定生産を可能とします。

生産能力は、高品質かつ安心・安全なレタス類を1日当たり約30,000株生産し、主に業務用として中食・外食関連で利用されるほか、ホール野菜としてコンビニ・スーパーなどへの販売も検討しており、将来的には年間売上高約12.3億円を目指しています。

日本の国家国民の食料の安定供給に寄与すべく、農業の新たなソリューションを提案していきます。

【美里町にプラントを建築した経緯】

美里町と弊社は、4年前から「集落営農組織の法人化支援事業」や農業法人の経営者を支援する「農業経営塾」などの取組を通じ、地域農業の活性化に努めてきました。本プラントの建設により、更なる農業の活性化、ひいては地域経済の好循環を図っていきたいと考えています。また美里町は、気象要件が安定していることからハウス栽培に適しており、かつ東北自動車道も近く交通の便も良いエリアでもあります。

【美里町での産地化の推進について】

また弊社では、今後「アグリシリコンバレー構想」を掲げ、本プラントをフラグシップとして地元農業者、地元J Aと連携した産地化に取り組み、主に業務用野菜を中心とした野菜産地の集積を行っていくほか、新たな施設の展開も検討してまいります。

【建設施設 概要】

■施設名: 太陽光利用型自動水耕栽培プラント
■建設予定地: 宮城県遠田郡美里町中埣地区
■敷地面積: 75,550㎡
■建屋面積: 51,364㎡
■栽培面積: 44,605㎡
■栽培品目: レタス類
■生産能力: 1日当たり約30,000株
■完成予定: 2021年3月

以上

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